10月第3週後半:歯髄炎治療(涙)

2021.10.21(木)
この日は朝9時に歯口科外来受診の予約をしていました。

この第3週は既にここ今日の塾長で記載した通り、盛り沢山な週であったのですが、

10月第3週の始まり:ドラマの取材やら

やら

10月第3週半ば:いくつもの?未来

とありましたが、その裏でちょうど土日くらいから右下の奥歯がキリキリ?と痛み、夜中の2時ごろに痛みを感じて起きる状況になっていました。
そこで火曜日には歯口科のU先生に連絡し、急遽木曜日に受診することになったのです。
えっ、本当はもっと前から痛んでいたんでしょ? ウッ!、グサ!、本当はそうですけど、痛みに対し我慢強い(笑)のと、自然に治らないかな〜、なんて淡い期待をしていたのですが、、、(苦笑)

この日も朝4時半には(痛みで、涙)目が覚めてしまったので、5:45の始発バスを待たずに、家から三鷹駅まで約30分歩きます。三鷹から東京、総武線快速に乗って千葉へ!

あまり早い時間だと下りの総武線快速は本数が少ないので、東京駅でちょっと待ちましたが、下りはガラガラなのでいいですね。

7時過ぎには誰もいないラボに到着。この時間帯が誰にも邪魔されずに仕事ができるゴールデンタイムですね。

さあ9時前附属病院へ。受付を済ませ4階に進み歯口科外来へ。
「もっと早く言ってくれればいいのに!」
と言われながらレントゲンを撮り、結果は、、、

「歯髄炎ですね。神経取りましょう!」

が〜〜ん、これ、人生2度目

「麻酔は歯の周囲だけにしますか、下顎全体にしますか? 全体だと舌と唇もしばらく麻痺しますが」

以前に神経抜いた際は、あの?グリグリをされて、深いところに行くと麻酔の効いていない神経に近付いた際に、ビクッ!、となり、全身で緊張しながら治療された記憶が蘇ったので、

「あ、下顎全部でお願いします」

と回答。

「ではこれから3本(え〜〜!)とりますから、1時間くらい口開けっ放しにしてください。口を完全に塞ぐので鼻呼吸でお願いします」

顎が小さく顎関節症と言われている私、歯医者さんに行って「もっと大きく開けて!」と言われるたびに顎が外れて大変なのですが、開けたまま1時間か〜!

麻酔開始。当然ですが、あちこち刺され、次第に感覚麻痺。さらに「口の中ゆすいでください」と言われるも、唇が閉まらないので、濯ぐと水が口の端から一直線で飛んでいく(汗)

慢性鼻炎で常時左右どちらかの穴が詰まってますが、この日は幸い両方の穴がなんとか通じるので1時間口呼吸は出来ませんでしたが、治療で使われる薬が苦いこと苦いこと、最初は思い切りむせそうでした(涙)

悠久の時がたった感じでしたが、9:50には終了。あれ、50分しか経ってなかったんだ(汗)。痛みが続くかもしれませんから何か痛み止めを、と言われ、本当は薬が嫌いな薬理学者なので何もいらないですよ、と言いたいところ、「ではロキソニンで」とお願いし、5回分ほどお願いしました。

会計を終えて、病院の外へ。院外処方と言うので、どこの薬局に行こうかな、と思って外から中を見ると、やはり大学に近いとことは結構広いし順番待ちの人も多いので、パスし、正門に向かって歩いて言って、病院から恐らく一番離れている調剤薬局が一番空いていたので、そこで処方箋を依頼することにしました。

「お薬手帳、お持ちですか? なければ作りますが」と言われ、母や叔母が入所にあたり、どんな薬を飲んでいたか、どんな薬なら大丈夫か、の情報を得るのにお薬手帳があると、本人たちの記憶に頼らなくてもいいというメリットを十分理解している私は、まあいつ私も認知症になるか分からないので、ついでに作っておくか、今も常用薬はないし、今回もロキソニンだけだけど、今後飲む薬も増えるかもしれないからな、と考え、「はい、お願いします」と回答。

薬局では私の先に一人待っている人がいるだけ(ここの薬局大丈夫かな?、経営)なので程なく薬が準備され番号を呼ばれたので窓口へ。
そして丁寧に薬の説明をして頂けるのだが、まあそれも仕事だからと神妙な顔(のつもり)で、はいはい、と答えながら拝聴。

で、部屋に戻りました。まだ麻酔の違和感ありありですが、寝ているほどのものでもないので、普通に仕事。同窓会の事務の方が面会の希望を伝えて来たのですが、今はまだ呂律も回らない、ということで午後3時に来てもらうことにしました。

お昼もすぎて1時半ごろ、考えれば朝から何も食べていなかったのでさすがにお腹もすき、かと言って硬いもの食べるのもなんなので、デイリーストアのおにぎりを2個食べました。そして、「予防的に飲んでおいて下さい」と言われたロキソニンを1錠服用。

午後3時からは来月に開催されるゐのはな同窓会の理事会、その前の総務会での議題を調整する打合せ。そう、来年3月で退任となるこれまで同窓会ばかりか医学部を支える大黒柱であったS先生が退任されるということで、この同窓会については私が「総務」を担当することになったのです。
いや〜、S先生の代わりをやるようになって、これまでS先生がほとんど一人で引き受けておられた仕事の多さに驚きます。
表には出ないけど、誰かがやらないと進まないこと、結構あるんですよね。
まあ巡り合わせですから、やれと言われればやりますが、労多くして実り少ない仕事、多いですね、、、

さて打ち合わせが終わると睡魔が!
この日は朝4時起きでしたし、治療もあったので、この日は5時前に帰宅することに。

夕方早く帰ることはなかなかないので、夕焼けが見られて嬉しかったです。

 

2021.10.22(金)
前日が早かったせいもあり、この日は朝はゆっくりとして10時過ぎに大学到着。
この日は最高気温で12度を超えない12月の寒さということで、寒い1日でした。

月末が決め切りの某財団の研究助成金申請書を仕上げ、メールで送付!
祈、採択!、ですね。

お昼はデイリーストアのお弁当。ヤマザキってお弁当も作っているのですね。
他に楽しみも無いので、このポイントシール貯めてます!(笑)

午後は某臨床科から学位審査主査を依頼された外国人留学生の方が挨拶のために来訪。日本語で発表をするとのこと、頑張って欲しいですね。
この冬のシーズンの学位審査依頼はここまで18件で留まってます。
夏シーズンの5件を合わせてもまだ30件には達していないので、このまま止まったくれると嬉しいですね〜

そしてこの日のメインイベントは、私が部会長を務める基礎/普遍カリキュラム部会。オンラインでも参加できるハイブリッド型会議です。

でもなんだかんだ言って、今年4月から今回で開催は4回目。まあ大体2ヶ月に1回くらいの開催ですから委員の方の負担もそれほどでは無いのでは無いでしょうかね。

今回はAIデータサイエンス検定資格を得た方の最終試験免除についてや、数学系科目でのオンライン計算知識エンジンの導入についてなど、新しい試みに関する議論が行われ、結論は次回以降に持ち越しとなりました。

その後1件の面会を済ませ、部屋に戻ると明日の研究会での発表を控えた二人の院生がポスターの確認を依頼。既にリハを済ませているので、大きな問題はありませんね。

6時を過ぎたので、さて帰りますか!、と思っているところに電話が。
基礎系の副研究院長のK先生から。
「この前の執行部会で俺が発言した件だけどさ、、、」
ということで、諸々の意見交換を30分近く行いました。

この日は6時半過ぎに退室。濃厚な1日が終わりました。

 

2021.10.23(土)
この日も早朝覚醒。なんか寝ていて寒さを感じておきました。

すると気温は9度!、ついに一桁になりましたね。

この日はトランスポーター研究会設立の頃からの知り合いであるK里大薬学部教授のM先生が開催する薬学系の研究会の日。
そのM先生に、来年私が開催する第96回日本薬理学会年会/JPW2022に合わせて開催するDigital Pharmacology Conferenceの組織委員になって頂いて、企画を1つお願いしている関係上、こちらもお誘いをお断りするわけにはいきません! まあ古い付き合いですしね(笑)

ということで、朝9時過ぎ発の特急新宿さざなみ3号に乗り千葉へ!

ポスター発表する2人の院生も既にラボに来ています。

研究会は午後1時からスタート!
この前DPCのオンライン会議で顔を見たばかりですが、15年前と雰囲気変わらないですね。
続いて特別講演演者のK沢大薬剤部長のS先生のご挨拶。S先生こそ、まさに私が第1回トランスポーター研究会を開催した際に、事務局長として全てを取り仕切って頂いた先生。ここのところお会いする機会がなかったので、お顔を拝見するのは久しぶりです。

15年前にともにトランスポーター研究会を立ち上げた同志が、各領域でそれなりのポジションを得て、それぞれ活躍しておられるのを見ると、人ごとながら嬉しいですね!
って、お前ももっと頑張らんかい!、って言われそうですが。はい、まだまだやりますよ!(笑)

若手の先生方の発表を聞きながら、内職(苦笑)
で、オンラインポスター発表なので、対面のポスター発表のように遠巻きにしてみることはできないので、院生に任せて私は退散することに。

日頃医学部にいる院生二人にとってオリジンともいえる薬学系の会合に出てそちらの空気を吸うこともいい刺激になるかと期待してます。

帰りも千葉から新宿さざなみ号に乗車。これで新宿まで行けるのが有難いです。
特急から見た万世橋の夕暮れ。普段の日常が特急車内からということでまた変わって見えますね。

帰宅して夕食後に、録画してあったドクターXを視聴。
出てくる場面こそ少ないものの、登場人物たちが飛ばされた東帝大学病院別棟の分院の設定(笑)で出てくるわが千葉大学医学部旧本館、今月いっぱいで完全閉鎖のため、このシリーズのドクターXが最後の撮影。いい記念になりますね!

この背景は正面玄関入ってすぐの階段前ですね!(ドクターXホームページより)

ちなみに治療から2日後、もう歯髄炎治療の痛みはすっかり良くなりました!(笑)
まあ翌日から酒飲んでましたがね、、、

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