最後の幕臣 歴史小説傑作選(181)

【著者】
池波 正太郎, 上田秀人, 他 (著)、細谷 正充 (編)

【出版社】
PHP文芸文庫

【内容】
名門旗本の当主にして才気煥発、幕府に欠かせぬ人材として奔走した小栗忠順の生涯と、報われぬその最期を活写する「明治元年の逆賊」(池波正太郎)、日露和親条約交渉時のロシア全権プチャーチンが、好敵手と認めた外交官・川路聖謨との交流と密やかな“約束”を回顧する「異国のゴガタキよ」(谷津矢車)他、人気作家陣による傑作短編集。2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』のお供にも。

【一言書評】
2027年の大河ドラマは「幕臣たちの幕末」が主題ですが、小栗忠順ら、滅びに向かう幕府の中で、時代の趨勢に抗い意地と覚悟を貫い闘い抜いた幕臣たちの生き様が描かれた短編集、今の令和の時代では「ピエロ」と呼ばれてもおかしくないように思いますが、それなくして近代の礎となり得なかったことは気づいて頂きたいですね。

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